二人は窓際に並んで、遊び続けた。 メイのしゃぼん玉はすぐに壊れてしまう。 反面、リョウのそれは丸い円を描いて、穏やかに遠ざかっていった。 「勢いよく吹くと壊れやすいから、ゆっくり吹くといいよ」 リョウの言葉を信じて、メイはゆっくり息を吐き出した。 すると、メイのしゃぼん玉はリョウの作った丸い球を追いかけるように上空にのぼってゆく。 「ね?」 リョウの笑顔が、これ以上ないくらいに優しくてあたたかくて……。 清と作ったテリヤリハンバーグを見つめ、メイは視界がぼやけるのを感じた。