メグルは、夕方校門を出た時のことを思い起こした。 「ああ。それ、メイのおじさんだよ。 今日、ウチの学校に、メイの友達がいっぱい来たんだよね。 その子達が、そう言ってた。 ばあちゃんが見た男って、こういう人でしょ?」 メグルは身振り手振りを交えつつ、宇都宮の外見の特徴を述べる。 清は小難しい顔で、 「あぁ、そんな感じの男性だったよ。 ただね………。 私は、あれはメイちゃんの叔父(おじ)なんかじゃないと思うよ」 「なんで分かるのっ?」 メグルは軽やかな声で清を見る。