一階に降りると、リビングにいるマサヤに声をかけた。 「マサヤ、今日はこれで帰るね。 昨日のゴミは持って帰るから。 じゃあ、またね」 「もう帰んの?」 「うん。友達待たせてるんだ」 「ふーん……。 明日は飯作れよ?」 「わかった。 じゃあ、また明日ね」 マサヤはリビングのソファーに座ったまま、視線の動きだけでアイリを見送った。