「きゃっ!」


「トモミちゃん!」


危ないところで店長さんがお姉さんを自分の胸に抱きとめる。


「大丈夫?」

「は、はい、すっ、すみませっ、あたしっ」


店長さんの腕の中で、お姉さんはこの暗闇でもわかるくらい顔を赤くし、

慌てて体勢を立て直そうとして、

ナツキに掴まれてた腕を引っ張られ、店長さんの胸から引き離される。


あ、れ?


何、これ。


お姉さんって、もしかして?