「無茶しやがってよ。どーせ、リホコが囲まれてんの、あたしのせいだわ、何とかしなきゃとか思ったんだろ。」


その通りだ。

だって、遅れたあたしのせいだし。


「だからって男4人に向かってくなよ。俺呼べ、俺をさ。」

「う、うん。」


何?


じゃ、今のは、リホちゃんじゃなく、あたしを助けに来たってこと?


「ねえ、リュージ。」


ドキ。