「あんた達、最低ね。」


へ?

あたしの背中から、誰かがそう言った。


「消えなさいよ。目障りだから。」


さっきのヨッシーみたいに、

リホちゃんが、あたしを制して前に出る。


「ウザいのよ。4人揃わないと女も口説けないなんて、バカじゃないの?」


うわ、いい過ぎ……っ!!


「何だと?!」


「下手に出てりゃつけあがりやがって!!」


「とにかく来いよ!」


「痛ッ!」


男が強引にリホちゃんの手を取る。


「リホちゃん!」