「それは、ないと思うな。」


「え?」


別人には言うかもしれないけど。


いや、言うな。


たぶん、ヨッシーは、あの人が望みさえすれば、

平気で東京タワーあたりからでも好きだーって言いながら飛び降りそう。


「じゃ、あたし、明日楽しみにしてるね。リュージもそろそろ帰って準備した方がいいんじゃない?」


「そうか?」



そうかじゃねーよ。


とっとと帰れ。