柾樹side
学校に着いた俺は新入生代表の挨拶をしなきゃいけない事を思い出して彩音には何も言わずに、慌てて職員室に行った。
入学式が始まって
どいつもこいつも綺麗な制服着て、わくわく、そわそわ浮き足立って…たかだか高校の入学式なんかで親なんか呼んでんじゃねぇよ。
ぶっちゃけ挨拶なんて面倒くせぇ…そう思っていたら…
『続いては新入生代表挨拶です』
『新入生代表 榎並柾樹』
司会者の言葉にハッとした。
俺が壇上に上がり挨拶を読もうとした時―…
「えぇぇぇえぇぇぇッ!?」
どこからともなくバカでかいバカみたいな声が聞こえた。
そちらに視線をちらっと這わせると、すっげー驚愕の顔した彩音が椅子から立ち上がって、俺を見ていた。
…そういえば彩音に新入生代表だって言ってなかったんだと思い出す。
彩音は周りの人から注目をされて顔がトマトの様に真っ赤になっていた。
…ウケる。
俺はおかしくて心の中で笑った。
とりあえず挨拶をしなくちゃいけないから、挨拶をしていると今度は彩音の隣に座っていた女が
「えっ!?」
大きな声を出した。
挨拶の途中だったから、ちらっと横目でそれを見ただけで、そのまま挨拶を読み続けた。
学校に着いた俺は新入生代表の挨拶をしなきゃいけない事を思い出して彩音には何も言わずに、慌てて職員室に行った。
入学式が始まって
どいつもこいつも綺麗な制服着て、わくわく、そわそわ浮き足立って…たかだか高校の入学式なんかで親なんか呼んでんじゃねぇよ。
ぶっちゃけ挨拶なんて面倒くせぇ…そう思っていたら…
『続いては新入生代表挨拶です』
『新入生代表 榎並柾樹』
司会者の言葉にハッとした。
俺が壇上に上がり挨拶を読もうとした時―…
「えぇぇぇえぇぇぇッ!?」
どこからともなくバカでかいバカみたいな声が聞こえた。
そちらに視線をちらっと這わせると、すっげー驚愕の顔した彩音が椅子から立ち上がって、俺を見ていた。
…そういえば彩音に新入生代表だって言ってなかったんだと思い出す。
彩音は周りの人から注目をされて顔がトマトの様に真っ赤になっていた。
…ウケる。
俺はおかしくて心の中で笑った。
とりあえず挨拶をしなくちゃいけないから、挨拶をしていると今度は彩音の隣に座っていた女が
「えっ!?」
大きな声を出した。
挨拶の途中だったから、ちらっと横目でそれを見ただけで、そのまま挨拶を読み続けた。


