「ただいま〜」 勢いよく玄関を開ければ丁度お兄ちゃんが2階から下りて来た。起きたばっかりなのかすごく眠そう。 「お兄ちゃん久しぶりっ!」 「あれ?彩音帰ってきたんだ」 テンション高めに言う私に対して兄の冷たい言葉。 ……ひどくない? 久しぶりに会う妹に対して、その態度。 「もぉ〜!帰るって言ったでしょ?」 サンダルを脱いで家に上がってお兄ちゃんの肩を叩く。 そんなに痛いわけでもないのにオーバーなリアクションをとるお兄ちゃんになんだか笑えた。