「わかってる。…わかってんだけど、今は彩音と距離…置きたい。………今は自分の頭冷やしたいんだ」 「………」 「悪いけどそれまでは彩音の事見てやってて」 柾樹はそう言って屋上から出て行った。 「え…ちょっと柾樹!?」 何、今のどゆう事だ!? 距離置くって別れんのか? 彩音ちゃんの事見てやってって… なんだそれっ!? 俺は柾樹を追いかけたんだけど…あいつ足早えーな。 振り切られた。