彩音と朝井は何かを話している様だった。 彩音は少し俯いていて、朝井はそんな彼女の肩を持ち何かを言っていた。 その顔は真剣。 …………。 なんだあれ… 俺とは話せないくせにそいつとは話せるのかよ…? すっげー嫌な気分になった。 それからしばらくして2人は中庭から姿を消した。 …最後まで俺に気付く事なく。