柾樹side 俺は何をやってるんだ… 彩音の部屋から戻ってきて自己嫌悪に陥る。 この前した時はすっげぇ機嫌悪くしていたけれど今日の彩音は何も言わなかった。 あのまま携帯が鳴っていなかったらどうなってたのか… 逆にあの携帯を鳴らした奴に感謝したい。 「はぁー」 俺はベッドに寝っ転がって溜息を吐く。 あいつ…来週からバイトするとか言ってたっけ… そんな事を考えながら俺は眠りについた。