「いただきます。
おいしい!!!凄いよ、幸夜!!」

そう言って、花織は夢中になって食べた。

「喜んでもらえて、よかったよ。」

「どうしたら、こんなにおいしく作れるんだろう。」

「子供のときは、毎日のように教えてもらったからな。しかも、朝早く。
あっ、今も毎日作ってるな。花織だって絶対おいしいもの作れるよ。」

「そうかな。自信ない。」

「俺だって、練習して、こうやってほめられてるんだし。練習あるのみだ。」

「じゃあ、よろしくお願いします。」

「おぅ。」