私、心から応援できない。 協力するけど、本当はしたくないんだよ。 あんたが花織のことで頭いっぱいだと思うと、胸が痛い。 「百合、幸夜くんがきてるよ。」 ベッドの上に座っている私に、お母さんが言った。 幸夜がきてる?