「怖かった。幸夜がいなくなっちゃったらって考えると怖くて…」

幸夜がいないと生きていけないと思った。
幸夜のそばにいたいと思った。
好きだから。

「大丈夫。百合のそばにいるから。」

「約束だよ?」

「うん、約束。」