「あっ、違う!!
幼なじみとしてだし、こっちのほうが好きだなぁって思って。ただそれだけ。」

「ビックリさせんなよ。」

一瞬ドキッてしてしまった。

「ごめん。ごめん。熱でもあるのかな。なんて。」

「熱はねぇぞ。」

百合のおでこに手を当てたが、熱はなさそうだ。