「じゃあ写真撮っていくから。」 私のお父さんがカメラを準備した。 私のお父さんは、カメラマンをやっている。 「百合、幸夜くんこっち向いて。笑顔で。」 お父さんはまず、私と幸夜の2ショットを撮る。 毎年恒例になってる。