灰色の世界


「お父さん。
出来ないようなことを言わないでよ。
この人が集団生活出来る訳ないよ。
自分勝手でデリカシーないんだから」


私がお父さんに言うと、

「ぷっ…くっく…」


旺崎くんの隣にいた人が笑っていた。



「笑うな後藤!!
亜紀てめぇぇ」


旺崎くんが怒っていた。

「クソガキがうちの子に“てめぇ”だと?
話はなかったことに「すいません。
必ずやり遂げてみせます」


旺崎くんは頭を下げた。