灰色の世界


旺崎くんが口を開いた。

「亜紀だからです。」


私だから?
この人はいつも理解が出来ない。


「あの時、俺を助けてくれたの亜紀でした。
俺の家柄を知っても怖がらず、俺に向かってきたの亜紀が初めてでした。だから亜紀がいいんです」


この人がこんなこと言うなんて…


驚きとこの人のことをもっと知りたいと思った。