私はお父さんの隣に座って、旺崎くんと向かい合うようになった。 旺崎くんの隣には知らない人が座っていた。 「御嬢様も帰られたことですし、もう一度最初からお話します。 御嬢様は先日こちらの若を助けて下さいましたよね? それで若は御嬢様に一目惚れをしてしまい、御嬢様とお付き合いゆくゆくは御結婚をしたいと挨拶に来たと言うことです」 旺崎くんの隣にいる人がゆっくりと説明してくれた。