「でも、助けたのは偉いぞ。 ごちそうさまでした」 お父さんは手を合わせた。 「お粗末さまでした。 ごちそうさまでした」 私も食べ終わって、食器を運んで洗った。 お父さんに任せるとすぐ割るから… 「それはそうと進路はどうすんだ?」 お父さんは私の嫌な話に戻す。