廊下に並べられた鎧やら絵画などが今にも動き出しそうでハラハラしている。 今更部屋を出なけりゃ良かったと後悔した。 「誰かー…おーい…」 『…そこのお嬢さん、 どうかされましたか?』 後ろからテノールのよく響く声がした…。 「いやー…一人で部屋にいるのもなんだから廊下に出たは良いけど怖くなっちゃって……―」 『それは困ったものですなぁ』 「そうなんですよー」 ………あれ?私誰と話してるんだ? 目をパチパチ… 恐る恐る声の主を確認する為、振り返ると そこに……