白夢ー善悪と妖怪ー

「話が変わりましたが続けます」

言うと北斗は『パン』と柏手を一度響かせた。


するとその場に立っていた佐木の身体から力が抜け、後ろで立っていた昌誠の方に倒れかけた。

突然のことで驚きながらもかろうじて佐木を支えた昌誠が恐々と声をかけた。

「おい、急にどうしたんだよ?」

「ちょっと眠って貰っただけだ。
邪気払いと次にやることのためにな」

「次にやることってなにをすんだよ?」