白夢ー善悪と妖怪ー

陰陽師達が動き出したのにあわせて、北斗も動こうとすると
「お前は一番奥の部屋に向かえ」と最年長の陰陽師にすれ違いざまに言われた。

「私だけですか?」

「他の検非違使に比べると残気の影響が強いらしくてな。
他の者だと手に余る…。」

「そうですか、分かりました。出来る限りの事はします」

しばらく検非違使庁の中を歩くと一番奥の部屋の前に到着した。

『トントン』

「どうぞ」

「失礼します」