「いい。」


なんか嬉しい。

「…ありがとう。」

「…本当は」


人気のない場所に連れていかれ…キスをされる。

甘くてとろけそうになる。


「ゆ、優斗!?」


「おまえが悪い。潤んだ目で見たお前が。」


また手を絡めて人通りにでて行く。


顔が熱いよ…


ずるい…


私はまだ気づかなかった…


あの瞬間を誰かに見られてるなんて…。