訳の分からないあたしの横で、奏は水と薬を口に含んだ。 そしてそのまま… 重なった奏の唇から、冷たい水と薬があたしの口に入れられる。 「んっ……!?」 びっくりして、ドキドキして。 うまく飲み込めない。 やっとの思いで飲み込んで、奏を睨みつける。