小悪魔の飼い猫




風を切る自転車に揺られて、甘い甘い夢を見た。





しばらくして目が覚めた。


「あ、れ…?」



「あ、目ぇ覚めたか?なんか食う?」

「あ、うん」



じゃあちょっと待って
って言って奏はキッチンに行った。