小悪魔の飼い猫




年下とは思えない身体から思わず目を逸らす。



「見なきゃタイできねーじゃん」


とかいって近付いてくる。


勘弁して!
顔真っ赤になっちゃう。


もうなってるかな。


凄く頑張ってネクタイをしめた。



「って、時間!」



遅刻確定まであと10分!



「奏~!」


「ハイハイ…チャリで送るって」