小悪魔の飼い猫




視界がグラッと変わって。

身体には柔らかいベッドの感触。

フワッと香る匂いはシーツと奏の香り。


放心中のあたしの耳元で奏は、


「おはよ」


って囁く。



息が耳元にかかってドキドキする…。