小悪魔の飼い猫




「コレはどこに置く?」
「あぁ、そこ」



頑張って片付けた。


「はぁ~…もう疲れた!」

「さんきゅ。休憩するか…そこ座って」


今置いたばかりのソファーに座った。

奏が、冷蔵庫からお茶を出してくれた。


「ありがと…」


「あ~…マジ疲れた。いつ終わんだよ…」



ダンボールの山をみながらため息をついて、あたしの隣にドカッと座った奏を、どうしても意識しちゃう。