「ふぁあ…眠…」



奏の部屋に遊びに来たあたしに、あくびをしながら寄りかかる奏。



「重いんですけど…」


しかも…なんか奏は思ったより筋肉ついてるし。

いい匂いとかするし。



「いーじゃん、付き合ってんだし」


赤い顔を見られたくなくて、奏から顔を背ける。