「へ?好き!?」


黙って聞いていた麗さんが、ビックリするくらい大きな声で叫んだ。



「バァカ、そんなわけねぇじゃん」

「だって…聞いちゃったんだよ?寝言で、戻って来いよ麗…って」



泣きながら話すあたしに、奏は笑いながら