「おい!咲子!!」 その静けさの中で叫んだのは、達也だった。 「ママ!? どうしたの!?」 菜々も気付き、駆け寄る。 よく見ると、菜々の母親の咲子が倒れ、苦しそうにもがいていた。 菜々と達也は駆け寄って声をかけるが、それ以外はただ見てるだけ。 目の前で何が起きてるのか、理解出来ていなかった。 「あっ……ゴフッ……」