「アリバイか。 最初の時は食事中だったから、当然会場にいた。 ただ、健二と本人たちの近くにずっといたけど」 「えっ、近くにいた!?」 「ああ、いたよ。 オレらが1番近くにいたと思う」 真司の言葉には驚いた。 ずっと近くにいた人がいるとは思わなかったから。 「じゃあ、誰が通ったとか覚えてる? 変な行動していたとか」