嬉しくて、恥ずかしくて、顔が真っ赤になっていくのが分かる。 それを隠すために大きく頷き、“ありがとう”と言った。 「じゃあ、並ぶか」 陸翔はそう言うと、私の手を引き列に向かった。 うわ、恥ずかしい……// でも、嬉しいなぁ。 好きな人と一緒にいられるだけでも嬉しいのに、手を握ってもらえちゃうなんて/// お店にいる間私はテンションが高くなって終始ニコニコだった。