そして昼休み。
俺はトイレから教室に帰っていた。
すると、
「坂井くん!!」
後ろから声をかけられた。
振り返るとそこには、見たことある女子がいた。
「えっと……」
誰だっけ??とは言えずに戸惑っていると、
「あ!私は長野雫(ながのしずく)!一応同じクラスなんだけど……」
ああ、思い出した。
いつも真田といる人だ。
で、その長野が何の用だろう。
「そうそう!!忘れるところだった!!坂井くんに聞きたいことがあるんだけど……」
突然、真剣な顔になる長野。
ゴクン。
思わず息をのんだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…