出ていくと丁度ゆう君が前から歩いてくる


「ラッキー!今日来てたんだ!先輩ー!ゆう先輩ー!」


真理ちゃん!?
嘘!?まぢで言うつもり!?


「真理ちゃん?ああ…奏帰り?」


「お久しぶりですね!」


いつみても爽やかな笑顔の彼氏

付き合ってるのが奇跡に感じる


回りからも人気が高いゆう先輩。なぜ私でオッケーくれたんだろう…


今だって結構告白されてるって真理ちゃんが言ってた

「先輩お願いがあって…来週私誕生日なんです、で…お祝いをするんですが…」

「ま、真理ちゃん!!」


慌てて真理ちゃんに駆け寄った


「お祝いの時男友達もいるんですが…奏もいいですか!?大丈夫!!私もいますし、安心して下さい」


わっ!!
言っちゃった…


ゆう君が許すはず…