「なに、その子怯えてんじゃん。
俺のせいかな?」
「・・・っ」
その朝也さんの言葉を聞いて夜也は
あたしを強く抱きしめる。
多分、
怯えてるってのはあたしのことだと思う。
だって
朝也さんの雰囲気はとても怖い。
朝ってイメージが消えてしまう。
「わぁーお。仲良しさんじゃん。」
「いいだろ別に」
どんなに夜也が冷たくあしらっても
朝也さんの顔から笑みは消えない。
不敵な笑みだ・・・。
「いいけど・・・許せねぇのは夜也が
1人で幸せになろうとしてるところだぞ?」
「んだよそれっ」
「俺らが表に出ないのが警察にバレないた
めって思ってたわけじゃねぇだろうな?」
どうゆうこと?そう
思ったのはあたしだけだったみたいだ。
夜也はその言葉の意味を理解してるよう
だった。
「俺を恨んでるだろ?
母さんを殺した俺を恨んでるんだろ?」


