夜也はとっさにあたしを
一歩後ろに下げる。
「なんだよ、久しぶりなのに本当冷たい
態度ばっかりなんだな?」
「なんの用だ・・・」
「ふっ・・・」
夜也の問いかけになぜか
笑みを浮かべる朝也さん。
「用なんてないよ?けど呆れてるんだ。
父さんの弱さにな」
「んで親父がよえーんだよ!!」
「だってそうだろ?父さんが裏しか動か
さないのは俺らが捕まって自分の名前が
恥じるからじゃねぇーの?」
「なに勘違いしてんだお前」
そうだよ、
それは完全なる勘違いじゃないの?
だけど朝也さんは夜也の言葉を
聞こうとはしなかった。
「なにも勘違いなんかしてないさ。
それに最近ナイトとかいう怪盗が有名
になってるけど・・・怪しいし・・・」
そう呟いたときの朝也さんの目は
さっきまでと違って
なんだか怖い・・・。


