名前の無い物語











ザリ、と吉野は一旦足を止めた


「…この気配。」


間違いない


この気配はデュアンテだ




しかも…かなりデカイ





「公園の方?」


この先にある公園
そこから感じる、デュアンテの感覚






学校へ向かっていた足を変えて
吉野はデュアンテの方に走り出した