慣れた階段を柚歌は掛け上がる …私がここに帰ってきた これが、意味する事… 一番上まで上り、大きな鐘が姿を現す 時計台の最上階 その歯車に触れている、一人の少女 彼女こそ、柚歌がここまで上ってきた目的 「…語り部。」 柚歌の声に、少女はゆっくり振り返った 金髪に、緑色の瞳 白いワンピースをまとったその少女は 柚歌と瓜二つの顔だった 「…おかえり、柚歌。」