「動き出したみたいだな。」


研究室のように、沢山の器具が取り付けられた部屋
仮面を着けた少年の言葉に、デカイ画面を見ている
男はフッと笑う



「やはりな…。どうじゃ?久々にアイツに会ってみるか?」



「…。」



仮面の少年は何も言わずに立ち上がる
そして、部屋から出ていった


「フッ…せいぜい楽しませてくれよ?」



そう呟いて
男は不気味に笑った