規則の守護者

ある時、瑞緒は、詰め所で観察カメラの映像を傍受していた。


膨大な量の画像の中、画面の端へ映ったのは、銃の設計図。


瑞緒は黙って銃を持ち、小型情報板で傍受を続けながら、設計図の映った場所へ向かった。