規則の守護者

救護班の到着を待たずに、瑞緒は呻く2人を置いて、その場を立ち去った。


瑞緒の仕事は、罰することではない。

あくまで、違反をなくすこと。


男から武器を没収し、外へも出られないようにした以上、瑞緒の業務は終わった。


「救護班には連絡したから。

そこにいれば、そのうち手当てしてもらえるわよ」


瑞緒にとっては、規則が第一。

規則さえ守られれば、男のケガなどどうでもよかった。