規則の守護者

詰め所の中。

瑞緒が監視者に就任してから数日たっても、この部屋の光景は相変わらずだった。


煙草の煙の向こうから、じゃらじゃらと麻雀牌のぶつかる音がする。


雀卓代わりの机は、観察カメラの映像の壁の、真前にあった。

瑞緒は、雀卓へ近付く。


「すみません。

画像が見えないので、場所を移して頂けませんか」

「あ、それポン」

「マジかよ」