「…おぅ。 わかった。」 「ありがと、じゃあ切るね」 「おぅ、明日よろしくな」 「ウン、バイバイ」 切られた電話を、ベットの端におく。 初めて、人を心から守りたいと思った。 俺の大切な人…莉音。 すこしドジで、でもそこが可愛くって… その笑顔を…ずっと守ってやりたい。 莉音を傷つけるやつは、ゆるさねぇ。 たとえ、女でも。