朝の手紙のこと…言っちゃダメだよね。 心配かけるかもしれないし…。 「莉音、どうした? 元気ねぇじゃん」 歩きながらさっきのことを、考えている私に聞こえてくる声。 「佑斗っ! 何もないよ^^ 元気だし♪」 「…言いにくいんなら、言わなくてもいいけど…無理すんなよ?」 そう優しく微笑み、私の頭を優しく撫でる。 「…ウン、ありがと…^^」 何も言ってないのに…。 ごまかしたのに。 やっぱり佑斗には、何でもわかっちゃうのかな?