「はい。」 そう言って、手渡されたのは小さな白い箱。 コレって… パカッ 「…ゆっ指輪っ?」 箱を開けると中には、ハートの宝石が輝くピンク色の指輪。 「っ…」 思わず涙があふれてくる。 その涙をぬぐい 「莉音、ハートとピンク色好きだもんな^^」 優しい言葉で、そういう佑斗。 「貸して…?」 そう言って、私から指輪を受けとり、私の指に指輪をはめる佑斗。