そう言って、佑斗は自分の部屋へ私を誘導する。 「じゃあ、ちょっと座って待ってて。」 そう私の頭を優しくなで、佑斗は下へ降りて行った。 「お待たせ~」 「…わぁっ…おいしそぅ!!」 「だろ~」 佑斗の手には、苺がたくさんのったケーキがあった。 「莉音、苺好きだもんな^^」 そう言って、優しい笑顔を見せる佑斗。 思わずドキッとしてしまう。 「ウンっ、ありがとう!!」 「…もう1つプレゼントあるんだ…。」 そう言って、真剣な顔を向ける佑斗。 「え?」