「そんなことないよ?」 「そぅか…?」 「ウン。」 「わかった」 俺は、そう言って莉音の頭をなでる。 莉音は、絶対何かあった。 それが何かは、わかんねぇけど。 莉音が言いたくねぇなら、無理やり聞くのはやめておこうかな…。 ただ… 「何でも俺に言えよ? いつでもいいからさ^^」 俺を、もっと頼ってほしい。 莉音を、守ってやりたいから。 莉音の持つ不安も、恐怖も全部俺が受け止めて… 消してやりたい。 笑顔を、守りたい。